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縫製以外の話を書くことはあまりないのですが、
ヤモリが工場のまわりにいっぱいいるもので、つい書いてしまいました。
小さいのやら、大きいのやら そこにも あそこにも
白いヤモリなんて、きれい
私は生き物はどちらかと言うと苦手なのですが
でも金運の神様とも言われるヤモリにあやかりましょう
先週まではこんなにいることに気がつかなかったのに、
いつの間にこんなにいっぱい現れたのか。
少し前までは、蛾がいっぱいいまして
そのもっと前は毛虫がいっぱいいまして
(どれもあまり得意ではないのだけれど)
今まで全然気にしていなかったものが、いたんだな、と気がつくと
知らない世界がこの窓の向こうにあるようで
毎日少しずつ
そうかもしれない
そうかもしれない
やっぱりそうかもしれない
あぁ、そうなんだ
小さいドラマが毎日あるんじゃないだろうか
お恥ずかしい話で
四季折々の変化にはとんと疎いようでして
春は桜が咲く 夏は暑い みたいな断片的なイメージしかなかったんですね。
そこにはもっと
小さな変化がいっぱい起きていて
点と点はいろんなもので繋がってるような気がしてきて
縫製も
毎日小さな気づきを積み重ねて
たまに積み上げたものを壊してみたり
そんな変化を楽しむしかないんじゃないのかという思いに至りました
ミシンの種類、縫い方がわかるようになって
ちょっと いい衿か いい衿じゃないか わかるようになって
ああそう言うことかと確信つく前に
崩れては また登りはじめる
日進月歩 小さな奇跡を繰り返し
私は「クセどり」の感覚が少しずつ手に残ってきているという感覚で、
少しずつ確信に近づいているような
しかしまた後戻りして、、、
それはまた、別の機会に。